2010年の様子

① 平成２２年度「杉並区総合震災訓練」が１１月２８日（日）、富士見ヶ丘運動場（旧NHK富士見ヶ丘グランド）にて開催されました。　

 

② 多くの団体が参加してそれぞれに訓練や区民への展示説明を行いましたが、私たち薬剤師会は「医療救護訓練」に参加しました。「医療救護所」の前に展示されているジュラルミンの箱に入っているのは防災備蓄薬品などで、薬剤師会会員が年に２回点検を行っているものです。　

③ 「医療救護所」では杉並区医師会、歯科医師会、薬剤師会、接骨師会による「トリアージ実践訓練」が行われました。トリアージによって分けられた患者が搬送される「重傷」「中等症」「軽症」「身元確認」エリアが用意されました。　

④ 区民方々の参加協力により、トリアージ実践訓練は開始されました。薬剤師は軽症エリアで待機をし、搬送された患者さんに必要なガーゼや三角巾などを渡す作業を行い、医師や看護士はダミー人形や参加区民に対して応急処置を行いました。　

⑤ 警察庁、消防庁、自衛隊のヘリコプター３機がこの訓練に参加し、警察犬による倒壊家屋での怪我人の捜索、救命活動、搬送などの一連の流れを演習しました。その他参加団体による模擬演習も公開され、近隣の町会や学校関係者の多くの方々が大変興味深く見学していました