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地域に根ざした活動

2013年の様子

総合震災訓練  東京電力総合グランド跡地①平成25年11月24日(日)、杉並区総合震災訓練が東京電力総合グランド跡地にて開催されました。
医師会、歯科医師会、薬剤師会、接骨師会は午前10時より、医療救護訓練が行いました。  

 


②医療救護訓練は医師会を中心として、「トリアージ」によって状態の緊急性の高い人から低い人を分類し、各状態に応じて模擬的な救護を行います。 
トリアージし、模擬的な救護

③重傷、中傷、軽症にトリアージされた模擬負傷者が運び込まれるエリアです
トリアージされた模擬負傷者が運び込まれるエリア

④薬剤師会は接骨師会や看護師さんと軽少エリアで対応に当たりました。平常時は患者さんに治療を行う事は絶対にありませんが、災害時は医薬品や傷の手当などの知識があり、緊急事態では「すべき事」と「してはならない事」を理解している人間として、薬剤師も負傷者に対応します。
負傷者への対応

⑤会場では震災により倒壊した建物の中から救助される人や、落下物や転倒物により怪我をしたと言う、とてもリアルな場面もあり、ヘリコプターによる上空からの状況確認や、消防隊の本部の設営、警察犬やバイク部隊による捜索の模様も見る事が出来ました。
この訓練には、付近の町会や高校中学の生徒など、多くの団体が参加しました。実際に参加してみると、普段とは違う危機感を感じます。
機会があれば薬剤師会の会員薬局だけでなく、区民の多くの参加が理想であると感じました。 
震災で倒壊した建物の中からの救助演習


(2013年11月24日  文章・写真 古澤壽男)

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